2018年1月14日日曜日

MacBook Pro Late 2013 13inch NVMe SSD交換 まとめ

さて、まとめますかw。

MacBook Pro Late 2013にNVMe SSDを搭載するのは、High Sierra限定ながら、いくつかのポイントを抑えれば実用可能だと思われます。

1. Samsung 960 EvoあたりのNVMe SSDを使う
2. Sintechのbig and greenなアダプタを使う(現時点で必須と思われ)
3. kapton tapeなどでアダプタとロジックボードのあたりを覆う
4. sudo pmset -a standby 0 コマンドを実行して、ハイバネーションをoffにする

この運用でいける人であれば、安いMVNe SSDを領域拡張に使うことができるでしょう。
ポイントは。2番目ですね。自分のテストしたところ、このアダプタ以外では、再起動でdiskを見失って、フォルダに?のマークのアイコンが出て起動できません。

ただ、このアイコンがでても、電源長押しの強制終了からの起動では20秒程度でdiskを認識します。

MacRoumoursなどでbig green adapterと呼ばれているSINTECHのアダプタは

http://eshop.sintech.cn/ngff-m2-pcie-ssd-card-as-2013-2014-2015-macbook-ssd-p-1143.html

こちらです。公式のweb shopです。ドライバーが附属します。現在、アダプタだけのものも少し安く販売されてますが、それは基盤の色が黒で小さいタイプです。ブラックアダプターは日本のamazonなでで入手できる、グリーンで小さい基盤のアダプタと同様、再起動でdiskを見失います。なぜか、上記リンク先のグリーンで大きい基盤のアダプタだけが再起動時でもdiskを認識しました。PCIeのピアサインの問題なのかどうか、自分にはわかりませんが、、。ちなみに2つ買って(グリーンでビッグとブラック)何度か再起動テストしましたんで、おそらく上記の状況は確実かと。。

ちなみに、必ずbig greenが送られてくるかどうか、ちょっと怪しいですw。

NVMe SSDにもっと安いWD BLACKなどを使う場合はkapton tapeでアダプタとロジックボードのあたりを覆うような感じでテーピングしないと、高い確率でdiskを認識しません。テーピングでかなり改善しますが、長時間運用で違いが出る可能性も否定できません。(面倒なんでテストしてませんw)

さらに、MacBook Pro late 2013あたりのMacBook Proだと、ハイバネーション後の復帰でメモリイメージをロードできなくなるぽいので、4番の項目を実行する。。多少バッテリは減りますけど、安定します。

つい最近High SierraのOSアップデートがきましたけど、問題なくあてられましたので、自分はこのまましばらく行こうかと思います。

結局アダプタは3つ買って、SSDも2つ買っちゃったので初めから、TranscendのAHCIの512GBあたりにしておけば面倒はなかった感が大きいですがw。ま、いろいろ楽しかったでよしとしましょう。

みなさんも、やって見る場合は自己責任でお願いします。
ではまた。


2018年1月7日日曜日

MacBook Pro Late 2013 13inch NVMe SSD交換 その4

WD BLACKで、アダプタにkapton tapeを貼ってみたところ、Diskの認識に改善がみられました。以前は、Disk Utilityでも認識するのはまれだったのですが、一発認識。すぐにOSのクリーンインストールしてみてそこでもOKでした。

一定の効果があったものと思います。これなら960 Evoと遜色ないかな?

ランニングテストするほど時間がないので、WD BLACKのテストはここまでですけど、感触的には960 Evoに近いものを感じましたので、kapton tapeでアダプタを処理できれば、行けるかもしれません。。

ただ、再起動からの認識はほぼ100%Diskを見失う。その後強制シャットダウンからの起動では問題なく認識する。これは960 Evoも同様なので、仕方ないかな。。

AppleがEFIのアップデートしてくれたらなおりそうなんだけど、のぞみは低いかなぁ。まぁ、一旦起動してしまえば、sleepとの行ったり来たりなんで、再起動のシーンは少ないとは思いますが。。

また何かあれば、書きます。では。

MacBook Pro Late 2013 13inch NVMe SSD交換 その3

pmsetコマンドでstanbyを0にして一晩スリープなどいろいろチェックしてみた結果。スリープからの復帰は問題ありませんでした。ただし、もっと長時間でどうなるか。8時間以上のスリープテストはやってません。

デフォルトの設定では数時間のスリープでハイバネーションにはいって、そこからの復帰でこけてましたがそれはなくなりました。が、、ハイバネーションしてないってことですのでバッテリ消費との兼ね合いですねぇ。。

まぁ、自宅内モバイルがメインで外には持ち出さないので、これでもいいかって感じですね。あとはhibernationmodeを25に設定してstanbyを戻してみるとかかなぁ。。

Kapton tapeはまだ貼ってませんが、Samsung 960 Evoにはいらないかも。認識に問題があったWD BLACKに装着して試してみようかと思います。

それにしても、2015あたりのMacBook Proでsleep復帰テストやってみたいw

それでは、また。

2018年1月6日土曜日

MacBook Pro Late 2013 13inch NVMe SSD交換 その2

さて、いろいろ調べてみて。どうやらスリープからの復帰にはいろいろ問題があることがわかりました。やっぱ純正じゃないやつは、ポンづけでOKってわけにはいかないようです。

MacBook Proなどのノートブックの場合は長時間スリープすると、自動的にハイバネーションモードに突入するらしく。そこからの復帰で問題がでることが多いようです。960 Evoの場合は短時間のふつうのスリープからの復帰は、問題がでないのですが。。

いろいろ調べていくうちにMacRumoursのフォーラムにズバリなスレがありました。

https://forums.macrumors.com/threads/upgrading-2013-2014-macbook-pro-ssd-to-m-2-nvme.2034976/page-21

この辺からたどってみてください。ざっと見た感じをまとめると

2013-2014のMacBook ProにはNVMe SSDをHigh Sierra 10.13.2 あたりで使ったときに、スリープからの復帰問題がある。
2015にこの問題はない。
pmsetコマンドで、ハイバネーションのモード変更、スタンバイモードへの移行フラグの変更などを行うと、改善することがある。
Samsungの960 Evoの最新ファームにはBug?があって、でかいファイルの外部へのコピーでKernel Panicすることがある。
変換アダプタには絶縁テープなどをはってグランドからの影響をおさえるべし。
などなど。。

はじめっからMacRoumoursのこのスレみてれば。。。スレの住人さんたちがためしたNVMe SSDのリストなんかもありました。

で、自分はというと現在TimeMachineでバックアップ中なのですが、とりあえず
sudo pmset -a standby 0 
のみを設定してしばらく様子を見る予定。 だめなら、追加で
sudo pmset -a hibernatemode 25
を試す。といったところ。
それから、カプトンテープ買いました。アダプタに貼るといいらしいw


これですね、届いたらこれも貼って対策してみたいところです。
それでは、続きがあればまた。。


MacBook Pro Late 2013 13inch NVMe SSD交換

追記:長時間のSleepからの復帰で問題発生。なぜか必ず再起動に。短時間では気がつきませんでした。。

自宅でメインに使っているMacBook Proですが、256GBの容量でなんとかいままでやってきました。まぁ、特に大きいデータを保存するわけでもなしDesktopPCも別にあるので、256でいけたんですが、流石に最近容量が逼迫してきました。

というわけで、SSDを交換してみることに。購入したSSDは、以下のもので、端子形状の違いを変換するためのアダプタとセットで買ってみました。




普通に純正や互換のSSD買うよりも安くあげることができます。なんで2つ?と思うかもしれませんが、WD BLACKが最初に買ったやつで、次に買ったのがSamsungのってことです。はいw

結論から先に言うと、NVMeのSSDを端子変換して使うなら、現時点ではSamsungにしといたほうがいいってことです。これは流石にapple純正を納品してるだけのことはあるというか。。WD BLACKは認識させるのも一苦労で、インストールができても、再起動などでDiskを見失う。その点Samsungは認識も一発、インストール、スリープからの復帰の認識などで問題が発生してません。

そもそもNVMeがMacOSXでサポートされたのは、High Sierraからです。なので、上記の方法をためすのであればHigh Sierra限定ってことになります。

最初にWD BLACK選んだのはもちろん安かったからです。端子変換アダプタと合わせて2.5万でおさまるのであればと思ったんですが、、まぁ勉強させてもらいました。ネットでいろいろチェックしてもWD BLACKをMacBook Pro Late 2013あたりの機種で起動ディスクとして利用してるのは見当たらなかったんですよね。逆にSamsung使ってる人の記事は結構ありました。(なら最初からSamsungにしとけよw)

あ、WD BLACKですがWindowsPC等のM.2サポートマザーで使う分には全く問題ありませんので。その点は誤解なきよう。

ちなみにSSDとしての性能は960 Evoのほうがシーケンシャルリードが早い。4Kランダムは若干WD BLACKが早い。と言う感じ。どちらもPCIe 3.0 x4対応なので、インストール後のシステムはx4でリンクされてます。MacBook Pro late 2013 13inchの純正Diskは256GBのモジュールでx2なので、これはアドバンテージですね。

それから、安全を求めるなら純正で、あとはTranscendの互換品あたりってことになります。純正は高いので論外。Transcendのは安心感はありますし安定度も高そうなんですが、PCIe 3.0 x 2が限界ってことでちょっと残念。

安くx4のリンクスピードが手に入るってことで、NVMeに挑戦するのもありだと思います。(x4のリンクスピードが出せるのはもちろんMacBook側が対応してないとダメです、自分のlate 2013はPCIe 2.0x4ってことかな)

なお、実際の作業にはappleの保証が受けられなくなる可能性がありますので、やってみる場合には自己責任でお願いしますね

最後に。インストールはインターネットリカバリ使ったほうがいいです、option+command+Rで起動するやつです。あと、裏蓋開けるのに特殊工具のP5が必要で、メモリをはずすのにT5が必要でした。

PS
インストールしてからそれほど時間がたってないので、Samsungでもこれから不具合が出る可能性もありますが、その時はまた記事を書こうと思います。

それではまた。





2017年8月26日土曜日

Roon + HifiBerry でHifiBerryやめてみる

さて、色々Roonのstorageに突っ込んで楽しんでる毎日ですが。HifiBerry Digi+ Proの音質にちょっと不満というか、すっきりしないモヤのようなイメージがあったのです。

まぁ、1万以下で組めるRaspberryPIベースのDigital製品としてはかなりいい線なんだと思いましたが、自分がリファレンスとするAVプリの音質(主にCDをAESでつないだ場合の評価ですけど)とちょっと離れすぎてるかなという印象でした。もっといい音するはず的な?。単純な解像度比較でも、以前所有していたMY-D3000とアナログプリの組み合わせに完全に負けてましたね。でも、コスパはいいと思いますよ。小さいのでシステムにも組み込みやすいし。

ROCKはIntelのNUCに組み込むだけのことがあって、サウンド出力はHDMIが可能です。ALSA経由となります。とりあえず、HifiBerryでいくつかのリファレンスを試聴したあとに、システムを組み替えてみます。まず、Akasa Plato X7のVESAマウントを外して、かわりに付属の足を組みつけます。ラックにのっけて、HDMIを接続、AVプリに入力。Ethernetと電源を接続したら完了です。

早速電源をいれて、直前に試聴した曲を再生してみます。おー、解像度と安定度が全然違う。音場もスカッとはれて見通しが良い感じです。音像定位も確実に向上してます。うーん、HifiBerryよりよかったか。。

もともと、Pure+AVのシステムなんですが、Core i5搭載してるようなPC関連をラックにいれるのはためらいがあったので、HifiBerryをちょっと離して設置するみたいな感じがいいだろうかと、構築したわけだったんですが、ここまで違うと元には戻れないですねぇ。。

HifiBerryはもっとカジュアルに聞くためのシステムでも組んだ時のために取っておくかなぁと思います。

というわけで、現在の結論としては、HDMIでデジタルストリーム受けられるアンプなりDACがあるのであればROCK入れたNUCだけで十分ってことですね。あと、静音化は必須ってとこでしょうか。

HDMI 0 をEnableに

またしばらく、この構成で楽しんでみることにします。



2017年8月15日火曜日

Roon (ROCK) + HifiBerry Digi+ Pro その後

快適に使ってますが。何点か、

HifiBerryのroonイメージは現時点でshutdownの方法はないようです。アダプタ付属のスイッチで適当に電源おとしてたら、起動しなくなりました。これはフォーラムでも公式に発言されてますので、壊れたらイメージ入れなおしてね?とのことです。

焼きなおすと、設定もやりなおしなので、AudioからHifiBerryを選択するところからです。その後再生開始までのディレイを設定したら終わりなんで。頻繁に電源切りたい人は予備のOSやいたSDを準備しておいたらいいと思います。

まぁ、普通に考えたらLinuxでshutdownしないで電源落とすってアレですよね。。

あとTIPSとして、トリビュートもののCDをRIPしてタグつけると、曲ごとにアーティストが変わってしまって、roonに取り込んだ時に同じアルバムなのに、何枚もアートワークが表示されることがありますが。roonの画面から簡単にまとめられます。

Windowsなら右クリックで楽曲を選択して、EditのMerge Albumsで1つのアルバムとしてまとめられますので、やってみてください。

まだまだいろいろ楽しいw